自分の将来の方向性が定まった
とても有意義な時間を過ごすことができました
社会福祉法人三幸福祉会 こころの保育園文京西片
3年生(インターンシップ参加当時)Tさん

インターンシップ説明会参加が出会いのきっかけになりました
インターンシップを知ったきっかけは、自宅に届いたDM(ダイレクトメール)でした。インターンシップ参加前にこのインターンシップ詳細に関する説明を受けることのできる説明会に参加しました。そこでは説明だけでなく、実際にインターンシップ受入先施設の担当の方も来ていて、直接じっくりお話を聞くこともできました。その説明会で当日お話をした施設が今回インターンシップに参加した「こころの保育園文京西片」さんでした。そもそも私が保育士に興味を抱いたのは、部活動で後輩に指導したことがきっかけです。キャプテンを務めていた私は、入部して間もない1年生、一人、ひとりにメニューを考え、個別練習に付き合っていました。全体のレベルの底上げを図ることができたのはよかったですが、それ以上に後輩の成長過程を見ることにやりがいを感じていました。もともと、子どもと接することが好きだったということもあり、子どもの成長に立ち会える保育の仕事に関心を寄せるようになったんです。

自分の目で確かめないとという思いがありました
インターンシップに参加するまで、福祉の仕事に対するイメージはあまりよくありませんでした。メディアでの報道はもちろん、保育と障害分野で働く親類からも「休みが少ない」「給料はよくない」といった話を聞いていました。ただ私自身、自分の目で現場を確かめないとという思いがありましたので、実際に働いている職員の方からリアルな意見を聞くことができるこのインターンシップは、就職活動を行ううえで非常に参考になったと思います。インターンシップの内容は、園児と一緒に遊ぶことがメインでした。一緒にお散歩に行ったり、お昼ご飯を食べたり。絵本の読み聞かせやおままごともやりましたね。またお昼寝の時間には寝かしつけることも経験しました。5日間という短い期間でしたが、毎日じっくり園児たちと過ごすことができた点では、中身の詰まったインターンシップだったと思います。
印象に残っているのは、園児の吸収力と観察力
印象に残っているのは、園児の吸収力と観察力です。大人の言葉や仕草を真似する能力の高さに驚きました。とくに覚えているのは、眉間にしわを寄せて怒っている園児に対して「ダメだよ!しわができるよ!「かわいい笑顔が台無しになるよ!」と落ち着かせようとしていた園児です。おそらく自宅でご両親かおばあちゃんが言っていた言葉だろうと推測したんですが、5歳にも満たない子どもが口にすると思わなかったので、びっくりしたことを覚えています。

自分の将来の方向性が定まったとても有意義な時間を過ごすことができた
福祉の仕事に興味はあったものの、評判を聞いている限りネガティブな話ばかり耳に入ってきていたので、自分の目で確かめるために私はインターンシップに参加しました。実際に仕事を経験してみて、聞いていたネガティブな印象は一切受けませんでした。そして兼ねてより思っていた「保育士は面白そう」というイメージがより具体的になり、保育士になる決意が固まりました。自分の将来の方向性が定まったとても有意義な時間を過ごすことができたと考えています。